ここでは、SOXAIアプリで、睡眠時の血中酸素ウェルネス測定機能をご利用いただく方法をご説明します。
目次
1.睡眠時の血中酸素ウェルネス測定機能とは
2.対応しているリング・アプリ
3.睡眠時の血中酸素ウェルネス測定の仕組み
4.睡眠時の血中酸素ウェルネス測定機能をオフ/オンにする方法
5.留意事項
1.睡眠時の血中酸素ウェルネス測定機能とは
SOXAIの血中酸素ウェルネス測定機能は、睡眠中の連続的な血中酸素レベルの測定に基づいて、血中酸素レベルが低下した回数を検出し、睡眠中の呼吸が正常に行われていたかどうかを評価します。
2.対応しているリング・アプリ
以下のSOXAI商品をお使いのユーザー様がご利用になれます。
-製品ハードウェア:SOXAI RING 1
-SOXAIアプリバージョン:1.8.0以降 (2024年10月17日リリース)
-ファームウェアバージョン:1.28.0以降 (2024年10月24日リリース)
※SOXAI RING 0は未対応です。
3.睡眠時の血中酸素ウェルネス測定の仕組み
SOXAI RING 1は通常動作時には定期的(約15分ごと)に血中酸素レベルを測定しますが、睡眠時の血中酸素ウェルネス測定機能では、リングが睡眠状態を検知すると自動的に測定を開始し、覚醒(目覚め)を検知するまで常時連続的に測定が行われます。
連続した血中酸素レベルの測定結果に基づき、酸素レベルの低下イベントを検出し、その一時間あたりの発生回数に応じて睡眠中の呼吸状態を評価します。
評価結果は、「正常」「やや懸念」「要注意」「高リスク」の4段階で表示されます。 また、酸素レベルの低下イベントが検出されると、横軸を時間としたグラフにバーが表示され、検出回数に応じてバーの長さと色が変化します。
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正常
血中酸素レベルの低下イベントが一度も検出されない場合、または検出回数が非常に少ない場合は、「正常」と評価されます。睡眠状態が良好な方においても、睡眠中に稀に血中酸素レベルが低下することは一般的です。
※酸素レベルの低下イベントが一度も検出されなかった場合、下図のようにグラフは表示されません。
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やや懸念・要注意・高リスク
血中酸素レベルの低下イベントの検出頻度に応じて、分類結果が変化します。「要注意」や「高リスク」と評価される場合は、睡眠中に頻繁に血中酸素レベルが低下している可能性を示唆しています。
4.睡眠時の血中酸素ウェルネス測定機能をオフ/オンにする方法
睡眠時の血中酸素ウェルネス測定機能は、いつでもオンまたはオフに設定できます。
この機能はデフォルトでオンになっているため、利用を停止されたい場合は、設定タブ > 設定 > 機能設定から「睡眠時の血中酸素ウェルネス測定」設定画面に進み、トグルボタンをオフにしてください。
機能のオン/オフ操作は、リングとアプリ間の通信を介して行われます。操作を行う際は、リングをスマートフォンに十分近づけ、通信状態が良好であることを確認してください。
5.留意事項
- 睡眠時の血中酸素ウェルネス測定機能が作動中は、センサーが追加で動作するため、バッテリーの持続時間が短くなる場合があります。通常、バッテリー持続時間は1~2割程度の短縮が見込まれますが、睡眠時間の長さやリングのサイズによっても変動します。
- 本機能は、特定の疾患の診断や治療、その他の医療目的での使用を意図したものではなく、健康管理および情報記録の支援を目的としたものです。